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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時149円40銭台に軟化

配信日時:2023/10/16 07:43 配信元:MINKABU
 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円57銭前後と前日に比べ25銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=157円20銭前後と同50銭強のユーロ安・円高だった。  中東情勢を巡る地政学リスクが一段と高まるなか、相対的に安全な資産とされる米国債が買われ、米長期金利の低下による日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが先行。ドル円相場は朝方に一時149円46銭まで下押した。ミシガン大学が10月の米消費者態度指数とあわせて公表した1年先の予想インフレ率が前月の3.2%から3.8%に上昇したことが分かると、149円70銭まで下げ渋る場面もあったがドル買いは続かず。この日にフィラデルフィア連銀のハーカー総裁が「物価上昇圧力が弱まりつつあるなか、米連邦準備理事会(FRB)は利上げを終了する可能性が高い」との考えを示すなど、このところ追加利上げに慎重なFRB高官の発言が増えていることが重荷となっている様子だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0510ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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