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午前:債券サマリー 先物は反落、米債安重荷 長期金利0.765%に上昇

配信日時:2023/10/13 11:11 配信元:MINKABU
 13日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落した。前日の米国市場で、長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。  米長期金利は4.7%台に上昇(長期債価格は下落)した。9月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で3.7%上昇し、伸び率は市場予想を上回った。米国市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が12月にも追加利上げに踏み切るとの見方がやや強まった。また、米国の30年債入札が低調な結果となり、債券需給を巡る警戒感が台頭。金利に上昇圧力を掛ける要因となった。  円債市場で先物は朝安後に下げ渋った。13日は3カ月物国庫短期証券(TB)の入札が実施されるものの、利付国債の入札はなく、日銀による定例の国債買い入れオペも予定されていない。外部環境以外に手掛かり材料が乏しいなか、中東情勢の緊迫化を受けて安全資産となる国債へ資金をシフトさせる流れが続き、円債相場の下支え要因となったようだ。  先物12月限は前営業日比19銭安の145円34銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.015%高い0.765%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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