１２日の米株式市場の概況、米９月ＣＰＩ受けＮＹダウは１７３ドル安

　１２日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比１７３．７３ドル安の３万３６３１．１４ドルと５日ぶりに反落した。 　 　この日発表された米９月消費者物価指数（ＣＰＩ）が前年同月比で３．７％上昇となり、市場予想（３．６％上昇）を上回った。これを受け、米１０年債利回りは上昇しＮＹダウは一時、３４０ドルを超す下落となった。インフレ懸念が再び浮上するなかナスダック指数も値を下げた。テスラ＜TSLA＞やメタ・プラットフォームズ＜META＞、マイクロソフト＜MSFT＞が安く、ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞が軟調だった。ボーイング＜BA＞やコカ・コーラ＜KO＞も売られた。半面、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞は高く、アップル＜AAPL＞やアマゾン＜AMZN＞は堅調。イーライ・リリー＜LLY＞やユナイテッドヘルス＜UNH＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は８５．４５８ポイント安の１万３５７４．２１９と５日ぶりに反落した。 出所：MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.