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午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利0.770%に低下
配信日時:2023/10/10 15:32
配信元:MINKABU
10日の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅続伸。中東情勢を巡る地政学リスクが高まっていることや、米金融引き締めの長期化観測が和らいだことが買い手掛かりとなった。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルへの大規模攻撃を開始したことを受けて世界的にリスクオフムードが強まっている。加えて、9日に米ダラス地区連銀のローガン総裁が講演で「最近の米長期債利回りの上昇と金融情勢の引き締まりは急速ではあるが秩序だったものであり、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げの必要性を低下させる可能性がある」と述べたほか、FRBのジェファーソン副議長が講演で「金融当局は必要となり得る追加的な政策引き締めの程度を見極めるうえで、慎重に進むことができる立場にある」と発言したことで、この日の時間外取引で米長期金利が4.6%台に低下していることも国内債に買いを促した。日銀が実施した国債買いオペで「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が2.13倍と前回の2.69倍を下回るなど、売り急ぐ動きがみられなかったことも安心感を誘い、債券先物は午後に145円27銭まで上伸する場面があった。
先物12月限の終値は、6日に比べて38銭高の145円15銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、6日に比べて0.030%低下の0.770%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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