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午前:債券サマリー 先物は大幅続伸、地政学リスクの高まりから買い優勢

配信日時:2023/10/10 12:00 配信元:MINKABU
 10日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅続伸。中東情勢の悪化で地政学リスクが高まるなか、安全資産とされる債券が買われた。  パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが7日、イスラエルへの大規模攻撃を開始したことを受けて国内債は買いが先行。米ダラス地区連銀のローガン総裁や米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長が9日、金融引き締めの長期化に慎重な姿勢を示したことも材料視された。9日の米債券市場はコロンブスデーの祝日で休場だったが、この日の時間外取引で4.6%台(6日は4.8%近辺)に低下するなか、債券先物は一時145円22銭まで上伸した。なお、きょうは日銀が「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを実施する。  午前11時の先物12月限の終値は、6日に比べて41銭高の145円18銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、6日に比べて0.035%低下の0.765%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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