９日の米株式市場の概況、原油高のなかＮＹダウは１９７ドル高と続伸

　９日の米株式市場では、ＮＹダウが前週末比１９７．０７ドル高の３万３６０４．６５ドルと続伸した。 　 　イスラム組織ハマスが７日にイスラエルに攻撃を行ったことから戦闘が激化。中東地区の地政学リスクが高まり、米原油先物相場が上昇するなか、ＮＹダウは一時１５０ドルを超す下落となる場面があった。ただ、売り一巡後は下値に買い物が入りプラス圏に浮上した。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）高官がハト派的な発言を行ったことも好感された。この日はコロンバスデーで債券市場が休場で、株式市場も比較的薄商いだった。アップル＜AAPL＞やメタ・プラットフォームズ＜META＞、マイクロソフト＜MSFT＞が高く、アマゾン＜AMZN＞やアルファベットC＜GOOG＞がしっかり。原油高を受けエクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞が上昇。ロッキード・マーチン＜LMT＞やノースロップ・グラマン＜NOC＞、ゼネラル・ダイナミクス＜GD＞といった軍需関連株も値を上げた。半面、テスラ＜TSLA＞やエヌビディア＜NVDA＞、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞が安く、バークシャー・ハサウェイB＜BRK.B＞が軟調。ＪＰモルガン＜JPM＞も値を下げた。 　ナスダック総合株価指数は、５２．８９８ポイント高の１万３４８４．２３９と続伸した。 出所：MINKABU PRESS

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