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午前:債券サマリー 先物は続伸、持ち高調整主体 長期金利0.805%に上昇

配信日時:2023/10/06 11:12 配信元:MINKABU
 6日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸した。前日の米国市場では長期債相場が上昇(金利は低下)しており、円債相場の支援材料となった。  米国市場では週間の新規失業保険申請件数が小幅に増加したものの、市場予想を下回った。大手自動車メーカーでのストライキによる今後の労働指標への影響も意識され、労働市場は底堅いと受け止めた債券売りの動きは限定的。9月の雇用統計の公表を前に、ポジション調整が主体の展開となった。円債市場でも先物には売り持ち高を解消する目的の買いが入った。  先物12月限は前営業日比12銭高の144円79銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%高い0.805%に上昇。一時0.795%に低下する場面があったが、世界的な金利の先高観は根強く、前引けにかけて長期金利は上昇に転じた。 出所:MINKABU PRESS

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