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米外為市場サマリー:米金利低下を受け一時148円30銭台に軟化

配信日時:2023/10/06 07:46 配信元:MINKABU
 5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円51銭前後と前日に比べ60銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=156円69銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が20万7000件と市場予想(21万件)を下回り、労働市場の強さが示されたことからドル円相場は朝方に149円10銭台に強含む場面があった。ただ、9月の米雇用統計の発表を6日に控えるなか一段と上値を追う勢いには乏しく、持ち高調整の動きなどから米長期金利が低下すると日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入。米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁がイベントで「労働市場とインフレが減速し続ける、ないしタイトな金融環境が続けば、米金融当局は政策金利を据え置くことが可能」と述べたこともドルの重荷となり、ドル円相場は一時148円30銭台に軟化した。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0550ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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