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米外為市場サマリー:一時150円10銭台に上伸するも介入警戒感から失速

配信日時:2023/10/04 07:55 配信元:MINKABU
 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円02銭前後と前日に比べ80銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=155円97銭前後と同1円00銭強のユーロ安・円高だった。  この日に米労働省が発表した8月の雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人数が961万件と市場予想(880万件)を上回り、労働市場の底堅さが示されたことから米金融引き締めの長期化観測が一段と強まった。米長期金利が上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちでドル円相場は一時150円16銭と昨年10月以来のドル高・円安水準をつけた。ただ、その後は日本の通貨当局による円買い介入への警戒感が高まったほか、利益確定の動きなどから147円30銭台まで下押す場面があった。なお、日本の財務省幹部はロイターの取材に対し、介入の有無について「ノーコメント」としているという。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0467ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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