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米外為市場サマリー:良好な米経済指標などを手掛かりに149円80銭台に上昇

配信日時:2023/10/03 07:56 配信元:MINKABU
 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円86銭前後と前週末に比べ50銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円02銭前後と同90銭強のユーロ安・円高だった。  9月30日に米連邦政府のつなぎ予算が成立し、米政府機関の閉鎖が回避されたことからリスク選好的なドル買い・円売りが先行した。加えて、この日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の米製造業景況感指数が49.0と前月の47.6から改善したことや、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が講演で「インフレ率を目標に回帰させるには、複数回の利上げが必要かもしれない」との考えを示したこともドルの買い手掛かりとなった。米金融引き締めの長期化観測を背景に米長期金利が上昇するなか、ドル円相場は一時149円87銭と昨年10月以来のドル高・円安水準をつけた。一方、独9月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が39.6と速報値の39.8から下方修正されるなど、ユーロ圏の景気減速が懸念されたことからユーロの売りが目立った。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0477ドル前後と前週末に比べて0.0095ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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