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午後:債券サマリー 先物は続落、長期金利0.775%に上昇
配信日時:2023/10/02 15:31
配信元:MINKABU
2日の債券市場で、先物中心限月12月限は5日続落。懸念されていた米政府機関の閉鎖が回避されたことで投資家心理が強気に傾き、安全資産とされる債券は売りが優勢だった。
米連邦議会の上下両院が9月30日、予算執行を11月中旬まで継続できるつなぎ予算案を超党派で可決し、バイデン米大統領が署名して成立した。米政府機関の閉鎖が土壇場で回避されたことを受けて投資家心理が改善するなか、時間外取引で米長期金利が上昇したことが国内債に影響。日銀が朝方発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が2期連続で改善したことから日銀が一段の政策修正に動きやすくなるとの見方もあり、債券先物は午前に144円76銭まで軟化する場面があった。ただ、午後に入って日銀が4日に予定している定例の国債買いオペに「残存期間5年超10年以下」を追加すると発表すると下げ幅を縮小。前週末の夕方に公表した国債買いオペの運営方針では4日は「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」が予定されていたが、市場では対象の拡大について「長期金利の上昇を抑える狙いがある」と受け止める向きが多かった。とはいえ、米金利の先高観などから積極的な買いは入りにくく戻りは限定的だった。
先物12月限の終値は前週末比12銭安の144円84銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%上昇の0.775%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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