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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時149円10銭台に軟化

配信日時:2023/09/29 07:59 配信元:MINKABU
 28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円31銭前後と前日に比べ30銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=157円76銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した4~6月期実質国内総生産(GDP)確定値で、個人消費の伸び率が前期比年率0.8%増と従来の1.7%増から下方修正されたことで米景気の減速懸念が台頭。全米リアルター協会(NAR)が発表した8月の中古住宅販売仮契約指数が前月比7.1%低下と、約1年ぶりの大幅な低下となったこともドルの重荷となった。29日に8月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表を控えるなか、米長期金利の上昇が一服したことから日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが縮小したこともあり、ドル円相場は一時149円15銭まで軟化した。一方、欧米金利差の縮小を手掛かりに、足もとで軟調さが目立っていたユーロは買いが優勢だった。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0566ドル前後と前日に比べて0.0060ドル強のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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