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午後:債券サマリー 先物は小幅続落、長期金利は横ばいの0.740%
配信日時:2023/09/27 15:22
配信元:MINKABU
27日の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅に続落した。時間外取引で米国の長期金利の低下が一服し、円債相場の重荷となった。日銀の国債買い入れオペはオファー額が据え置かれ、需給面での安心感をもたらしたものの、買い入れ結果は年限によって強弱が入り混じるものとなった。
26日の米国市場では、原油高や自動車大手の労働組合によるストライキを背景としたインフレ懸念がくすぶるなか、2年債入札が無難な結果となったことや、市場予想を下回る経済指標の発表を背景に、債券価格の下落(金利の上昇)は一服。米国の長期金利は一時4.56%近辺まで上昇したものの、やがて債券買いの姿勢が強まり、横ばい圏で引けた。
日銀が27日実施した定例の国債買い入れオペは、5本のうち長期ゾーンとなる「残存期間5年超10年以下」の応札倍率が1.67倍と前回(2.40倍)から低下した。一方、超長期ゾーンのうち「同10年超25年以下」は3.22倍と前回(2.73倍)から上昇し、3倍台に乗せた。超長期債の売り需要の高まりが示唆された半面、長期債は保有ニーズの高さを裏付ける格好となった。
オペの結果発表後、先物は方向感の乏しい展開となったが、次第に売りが膨らみ下げに転じた。中国景気の改善期待が高まるなかにあって、株式相場が底堅く推移し、債券からの資金流出を促したとみられている。
日銀は27日、7月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。物価面での委員の見解が割れていたことなどが浮き彫りとなったが、円債相場の反応は総じて限られた。
先物12月限は前営業日比2銭安の145円29銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は横ばいの0.740%で推移。一時0.730%に低下する場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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