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午前:債券サマリー 先物は反発、日銀オペ支え 長期金利0.730%に低下

配信日時:2023/09/27 11:12 配信元:MINKABU
 27日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発した。26日の米国市場で長期債相場の下落(金利の上昇)に一服感が出た。国内では日銀による定例の国債買い入れオペについて、5本ともオファー額が据え置きとなり、円債相場の支えとなった。  米国における長期金利の指標となる新発10年債利回りは一時4.56%近辺まで上昇。その後持ち高調整の債券買いが金利を押し下げ、横ばい圏にとどまった。日銀は27日、「残存期間3年超5年以下」(オファー額4500億円)と「同5年超10年以下」(同6750億円)、「同10年超25年以下」(同2000億円)、「同25年超」(同1000億円)と物価連動債(同600億円)を対象とする国債買い入れオペを通告。需給面での安心感をもたらした。  また、日銀は同日、7月の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。物価面での委員の見解が分かれていたことが浮き彫りとなったが、円債相場の反応は限られた。  先物12月限は前営業日比10銭高の145円41銭で午前の取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%低下の0.730%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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