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米外為市場サマリー:米金融引き締め長期化観測を背景に一時149円10銭に上昇

配信日時:2023/09/27 07:49 配信元:MINKABU
 26日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円07銭前後と前日に比べ20銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円59銭前後と同10銭強のユーロ安・円高だった。  この日の東京市場で一時149円19銭と昨年10月以来のドル高・円安水準をつけた反動から、NY市場では148円80銭まで軟化。同日に発表された8月の米新築住宅販売件数や9月の米消費者信頼感指数が市場予想を下回ったこともドルの重荷となった。ただ、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が同地区連銀のウェブサイトに掲載した書簡で「年内に恐らくあと1回、政策金利を0.25ポイント引き上げた後で、米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利をその水準で十分に長く維持し、妥当な時間をかけてインフレ率を目標まで低下させる」と述べたことが明らかになるとドル買いが再燃。米金融引き締めの長期化観測が改めて強まるとともに、ドル円相場は149円10銭まで上伸した。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0572ドル前後と前日に比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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