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米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時148円90銭台に上昇

配信日時:2023/09/26 07:51 配信元:MINKABU
 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円88銭前後と前週末に比べ50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円72銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高だった。  米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が根強いことを背景に、米長期金利が上昇するとともに日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。この日にシカゴ連銀のグールズビー総裁が米CNBCとのインタビューで「米金融当局がインフレ抑制に向けて金利を引き上げても、米国がリセッション(景気後退)を回避することは可能」との考えを示したこともドルの押し上げ要因となり、ドル円相場は一時148円96銭と昨年10月以来およそ11カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。一方、独IFO経済研究所が発表した9月の独企業景況感指数が5カ月連続で悪化したことを受け、ユーロが対ドルや対円で売られた。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0593ドル前後と前週末に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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