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午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.725%に低下

配信日時:2023/09/25 15:50 配信元:MINKABU
 25日の債券市場で、先物中心限月12月限は3営業日ぶりに反発。日銀の植田和男総裁が22日夕に行った記者会見がハト派的と受け止められたことが相場上昇につながった。  日銀が22日まで開いた金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和の維持を決めたほか、植田総裁が会合後の会見で「政策修正時期の決め打ちは到底できない」などと述べたことで、早期のマイナス金利解除の思惑が後退。前週末22日の米長期債相場が4営業日ぶりに反発(金利は低下)したこともあって債券に買いが入りやすく、債券先物は午後に145円52銭をつける場面があった。なお、植田総裁はこの日、大阪経済4団体共催の懇談会で講演し、日銀の金融政策運営について「現在のイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の枠組みによる金融緩和を粘り強く続けていく必要がある」などと語った。  先物12月限の終値は前週末比18銭高の145円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%低下の0.725%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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