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午前:債券サマリー 先物は反発、日銀の早期修正思惑後退で買い優勢

配信日時:2023/09/25 11:52 配信元:MINKABU
 25日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反発。日銀による早期の金融政策修正思惑が後退するなか、寄り付き直後には145円43銭まで上伸する場面があった。  日銀が22日の金融政策決定会合で現行の大規模な金融緩和の維持を決めたほか、植田和男総裁が記者会見で「政策修正時期の決め打ちは到底できない」と早期の緩和修正観測を牽制したことが買い安心感につながった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの見方は根強く、この日の時間外取引で米長期金利が上昇していることから積極的に債券を買う動きは限られた。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末比8銭高の145円39銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.010%低下の0.735%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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