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米外為市場サマリー:日銀緩和維持を手掛かりに一時148円40銭台に上昇

配信日時:2023/09/25 07:32 配信元:MINKABU
 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円37銭前後と前日に比べ80銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円93銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。  日銀が金融政策決定会合で現行の大規模金融緩和策の維持を決め、植田和男総裁が記者会見で「政策修正時期の決め打ちは到底できない」と早期の緩和修正観測を牽制したことで、金融引き締め局面にある欧米の中央銀行との方向性の違いを意識した円売りが優勢だった。また、米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事が講演で「FRBは適時にインフレを抑制するために政策金利をさらに引き上げる必要がある」と述べたほか、ボストン地区連銀のコリンズ総裁が講演で「インフレが未だ明確に抑制されていない現状では、さらなる利上げは選択肢から除外されていない」と発言したことがドル買いにつながった面もあり、ドル円相場は一時148円41銭まで上伸した。ただ、米長期金利の低下が重荷となり、東京市場でつけた148円42銭を上回ることはできなかった。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0653ドル前後と前日に比べて0.0010ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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