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米外為市場サマリー:FOMCの結果を受け148円30銭台に上昇

配信日時:2023/09/21 07:53 配信元:MINKABU
 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円34銭前後と前日に比べ50銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=158円15銭前後と同25銭程度のユーロ高・円安だった。  ポジション調整を目的としたドル売り・円買いが先行したものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されたあとはドル買いが活発化した。米連邦準備理事会(FRB)は市場の予想通り政策金利の据え置きを決めたが、参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では2023年末が中央値で5.6%と年内に0.25%の追加利上げを示唆する水準を維持。パウエルFRB議長はFOMC後の会見で「適切なら更に金利を引き上げる用意がある」などと述べ、米国の金融引き締めが長期化するとの見方が改めて強まった。米長期金利が4.4%台と約16年ぶりの水準に上昇するなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入し、ドル円相場は一時148円36銭と昨年11月以来およそ10カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0661ドル前後と前日に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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