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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、米債安重荷 長期金利は0.720%に上昇

配信日時:2023/09/20 11:11 配信元:MINKABU
 20日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅に続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。日銀が通告した4本の定例国債買い入れオペで、オファー額がいずれも据え置きとなったことは円債相場を下支えした。  19日の米国市場では原油相場の上昇によるインフレ懸念を背景に米債に売り圧力が掛かった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を20日に控え、政策金利見通しや米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の会見から、FRBのタカ派的な姿勢が示されることへの警戒感も広がった。  日銀は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」を対象とする国債買い入れオペを通告した。通告後、先物は下げ渋る展開となった。  先物12月限は前営業日比2銭安の145円50銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%高い0.720%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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