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午前:債券サマリー 先物は反落、米金利の先高観から売り優勢

配信日時:2023/09/19 11:45 配信元:MINKABU
 19日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は反落。原油価格の上昇を背景に米国の高インフレが続くとの見方が多く、米金利の先高観が国内債の売りにつながった。  米原油先物相場が18日に一時1バレル=92ドル台前半と昨年11月以来の高値をつけたことなどから、市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化観測は依然として根強い様子。同日の米長期債相場は3営業日ぶりに反発(金利は低下)したものの、米長期金利は4.3%台で高止まりしており、国内債の買い手掛かりには至らなかった。債券先物は朝方に一時145円51銭まで軟化したあとは下げ渋ったが、19~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や21~22日の日銀金融政策決定会合を控えて戻りは限定的だった。なお、きょうは財務省による流動性供給入札(対象:残存期間1年超5年以下)が実施される。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末15日に比べて12銭安の145円60銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、15日に比べ0.010%上昇の0.710%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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