後場の寄り付き概況

後場の日経平均は430円高でスタート、ANYCOLORやネクステージなどが高い

配信日時:2023/09/15 12:58 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33598.78;+430.68TOPIX;2436.03;+30.46


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比430.68円高の33598.78円と、前引け(33613.52円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33360円-33420円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147.40-50円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は下げに転じる場面があったがその後はプラス圏で推移し0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝方は小安くなる場面もあったがその後は堅調で1.6%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が控えていることから、これらを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きがあるもよう。一方、ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることに加え、午前の時間帯に発表された中国の主要経済指標を受け、香港ハンセン指数や上海総合指数が堅調なことなどが、東京市場の株価支援要因となっているようだ。

 セクターでは、石油石炭製品、電気・ガス業、鉱業が上昇率上位となっている一方、空運業、小売業の2業種が下落している。東証プライム市場の売買代金上位では、ANYCOLOR<5032>、ネクステージ<3186>、アイシン<7259>、ENEOS<5020>、東電力HD<9501>、三菱地所<8802>、パナHD<6752>、INPEX<1605>、NTT<9432>、東エレク<8035>が高い。一方、ソシオネクスト<6526>、IHI<7013>、ニデック<6594>、任天堂<7974>が下落している。

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