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午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、長期金利は0.705%

配信日時:2023/09/15 11:24 配信元:MINKABU
 15日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅に続伸した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)した流れを引き継ぎ、売りが先行したものの、下値は堅く切り返した。  欧州中央銀行(ECB)は14日の理事会で、0.25%の利上げを決定した。金融市場では今回で利上げが完了となるとの見方が強まり、欧州の長期債相場に上昇(金利は低下)圧力が掛かった。半面、8月の米小売売上高が市場予想を上回る伸びとなり、米国経済の底堅さが示された原油高によるインフレ懸念がくすぶるなかにあって、米長期金利は上昇した。  海外金利の強弱観が交錯するなか、国内では米国債安を受けた売りが先行した。ただ前日の20年債入札が順調な結果となったことを受け、債券需給に対する前向きな見方が残り、円債相場の支えとなった。  先物12月限は前営業日比3銭高の145円65銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.005%低い0.705%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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