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米外為市場サマリー:一時147円50銭台に上昇後に軟化、対ユーロでの円買いが波及

配信日時:2023/09/15 07:48 配信元:MINKABU
 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円47銭前後と前日に比べ1銭程度のドル高・円安とほぼ横ばい。ユーロは1ユーロ=156円97銭前後と同1円25銭程度のユーロ安・円高だった。  この日に米商務省が発表した8月の小売売上高が前月比0.6%増と5カ月連続で増加したほか、米労働省が発表した8月の卸売物価指数(PPI)の前年同月比の上昇率は1.6%と2カ月連続でプラス幅が増加した。また、米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が22万件と市場予想(22万5000件)を下回るなど強い米経済指標が相次いだことを手掛かりに、ドル円相場は147円56銭まで上伸する場面があった。ただ、欧州中央銀行(ECB)が同日の理事会で0.25%の利上げを決めた一方、声明文で利上げ打ち止めの可能性を示唆したことからユーロ売り・円買いが活発化し、この流れが対ドルでの円買いに波及。一時147円02銭まで軟化したあとは下げ渋ったが上値は重かった。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0643ドル前後と前日に比べて0.0090ドル弱のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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