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午後:債券サマリー 先物は続伸、20年債入札結果は順調
配信日時:2023/09/14 15:38
配信元:MINKABU
14日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。前日の米債券高を受けて買いが先行し、午後には20年債入札の順調な結果を手掛かりに上げ幅を広げる場面があった。
13日の米長期債相場は続伸(金利は低下)した。同日に発表された注目の米8月消費者物価指数(CPI)は、総合の前年同月比の伸びが前月から加速した半面、エネルギーと食品を除くコアの上昇率は減速。これを受けて米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が19~20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き上げるほどではないとの見方が広がり、米長期金利の低下が国内債の支援材料となった。9日付の読売新聞の記事をきっかけとした日銀の早期政策修正思惑は依然としてくすぶっているが、午後に入ると財務省が実施した20年債入札の結果を好感した買いが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が7銭と前回(8月17日)の96銭から縮小し、応札倍率が3.94倍と前回の2.80倍を上回ったことから需給の底堅さが意識され、債券先物は一時145円75銭まで上伸した。ただ、今晩には欧州中央銀行(ECB)理事会が開かれるほか、米8月小売売上高、米8月卸売物価指数(PPI)、前週分の米新規失業保険申請件数といった重要指標が発表されるとあって積極的には動きにくく、買い一巡後は上値が重くなった。
先物12月限の終値は前日比6銭高の145円62銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.705%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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