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午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、20年債入札控え上値重い

配信日時:2023/09/14 11:40 配信元:MINKABU
 14日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続伸。前日の米債券高を受けて買いが先行したものの、財務省が実施する20年債入札への警戒感から上値は重かった。  13日に発表された注目の米8月消費者物価指数(CPI)は強弱が入り混じる内容となり、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)が19~20日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き上げるほどではないとの見方が台頭。米長期金利の低下が支援材料となり、東京市場の債券先物は寄り付き直後に145円65銭まで上伸する場面があった。ただ、日銀の早期政策修正思惑がくすぶるなか、この日に行われる20年債入札の結果を見極めたいとする向きが多く買いは続かなかった。  午前11時の先物12月限の終値は、前日比4銭高の145円60銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.705%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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