１２日の米株式市場の概況、原油価格上昇受けＮＹダウは１７ドル安

　１２日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比１７．７３ドル安の３万４６４５．９９ドルと４日ぶりに反落した。 　 　原油先物相場は、ＷＴＩ（ウエスト・テキサス・インターミディエート）の１０月限が一時１バレル＝８９ドル台に上昇。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が２３年の世界需要が過去最大になるとの見通しを示し、原油の需給逼迫が警戒された。この原油高を受け、インフレ懸念が台頭しハイテク株を中心に売りが先行した。アップル＜AAPL＞は「ｉＰｈｏｎｅ１５」を発表したが、売りに押され下落した。テスラ＜TSLA＞やアマゾン＜AMZN＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞が軟調。決算内容が嫌気されたオラクル＜ORCL＞が急落した。半面、エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞、オクシデンタル・ペトロリアム＜OXY＞といった石油株が高く、ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞といった銀行株も堅調。ゴールドマン＜GS＞やペイパルＨＤ＜PYPL＞が高く、バークシャーハサウェイＢ＜BRK.B＞が値を上げた。 　ナスダック総合株価指数は１４４．２７９ポイント安の１万３７７３．６１５と３日ぶりに反落した。 出所：MINKABU PRESS

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