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米外為市場サマリー:146円50銭台で推移、日銀の政策修正思惑から円買い優勢

配信日時:2023/09/12 07:59 配信元:MINKABU
 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円59銭前後と前週末に比べ1円20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=157円58銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。  9日付の読売新聞のインタビューで、日銀の植田和男総裁が2%の物価目標の達成が可能と判断すればマイナス金利を解除する選択肢もあるとの考えを明らかにしたことを受け、日銀の政策修正思惑を背景とした円買いが優勢だった。ただ、ドル円相場は日本時間夕方に一時145円90銭近辺まで軟化したあとは下げ渋る動きとなり、欧州市場では146円98銭まで値を戻す場面があった。とはいえ、ニューヨーク市場に入ると動きが鈍り、今週は13日の米8月消費者物価指数(CPI)や14日の米8月卸売物価指数(PPI)及び米8月小売売上高など経済指標の発表が予定されていることから積極的には動きにくいといった様子だった。なお、ニューヨーク市場でのドル円相場の高値は146円80銭、安値は146円20銭だった。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0750ドル前後と前週末に比べて0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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