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外為サマリー:146円20銭前後へ円高進行、日銀の政策修正に警戒感強まる

配信日時:2023/09/11 15:38 配信元:MINKABU
 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=146円21銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円10銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=156円86銭前後と同90銭強のユーロ安・円高で推移している。  9日付の読売新聞で日銀の植田和男総裁がインタビューに応じ「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば、(解除を)やる」と発言。これを受け、この日の東京債券市場で10年債利回りが上昇し、日米金利差縮小思惑から急激なドル安・円高が進行した。市場では、来週19~20日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)に加え、21~22日に開催予定の日銀金融政策決定会合に対する関心が高まった。政策修正に対する思惑も台頭するなか、当面は値の荒い展開を予想する見方も強まっている。  ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0729ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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