みんかぶニュース 為替・FX

午前:債券サマリー 先物は大幅安、日銀の政策修正思惑から売り優勢

配信日時:2023/09/11 11:43 配信元:MINKABU
 11日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は大幅安。一部で植田和男日銀総裁のインタビューが報じられ、早期の政策修正の可能性を意識した売りが優勢だった。  読売新聞は9日、植田総裁がインタビューで大規模な金融緩和策の柱である「マイナス金利政策」の解除を含め「いろいろなオプション(選択肢)がある」と語り、「マイナス金利の解除後も物価目標の達成が可能と判断すれば、(解除を)やる」などと述べたと報道。これを受けて政策修正を巡る思惑が強まった。加えて、前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことも重荷となり、債券先物は一時145円55銭まで軟化した。  午前11時の先物12月限の終値は、前週末比66銭安の145円59銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.050%上昇の0.700%と14年1月以来の水準で推移している。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ