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外為サマリー:一時147円30銭台に戻すも日経平均の下落が重荷

配信日時:2023/09/08 15:18 配信元:MINKABU
 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円14銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭弱のドル安・円高となっている。  前日にドル円相場が147円87銭と昨年11月上旬以来となる水準をつけた反動に加え、週末要因から利益確定や持ち高調整を目的としたドル売り・円買いが優勢だった。この日の朝に鈴木俊一財務相が「為替相場が過度に変動する場合には、あらゆる選択肢を排除せず、適切に対応する」考えを改めて示すと、為替介入への警戒感から急速にドル安・円高が進行。147円ラインを割り込んだことで下げに弾みがつき、午前9時30分過ぎには一時146円58銭まで下押した。7日に発表された前週分の米新規失業保険申請件数が6カ月半ぶりの低水準となるなど米経済が堅調さを保っていることを手掛かりに午後には147円30銭台に値を戻す場面もあったが、日経平均株価の下落で安全通貨とされる円が買われやすかったことなどからドルの戻りは限定的だった。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0724ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円81銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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