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午後:債券サマリー 先物は反落、10年債入札前に持ち高調整 長期金利一時0.645%に上昇
配信日時:2023/09/04 15:25
配信元:MINKABU
4日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落した。前週末の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。5日に財務省が予定する10年債入札を前に、持ち高調整目的の売りも膨らんだようだ。
8月の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回った一方で、失業率は3.8%と、前月を上回る水準となり、強弱観が交錯する結果となった。米国市場では社債発行増に伴う債券全体の需給バランスの悪化を警戒した債券売りも出て、長期金利は4.18%に上昇した。国内では日銀の政策修正の思惑を背景とした金利の先高観がくすぶるなか、5日の10年債入札の結果に対する警戒感が広がった。
日銀が4日に実施した4本の定例の国債買い入れオペは、オファー額に変更がなく、債券投資家に需給安心感をもたらした。買い入れ結果のうち、「残存期間10年超25年以下」の応札倍率は前回を上回り2倍台となったものの、それ以外は1倍台にとどまり、債券の一定の保有ニーズを示唆した。買い入れ結果を受け先物は下げ幅を縮めた。
先物9月限は前営業日比15銭安の146円89銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.015%高い0.640%に上昇。一時0.645%をつける場面があった。
出所:MINKABU PRESS
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