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東京株式(前引け)=続伸、米雇用統計後のダウ上昇受け買い優勢

配信日時:2023/09/04 11:50 配信元:MINKABU
 4日前引けの日経平均株価は前営業日比189円37銭高の3万2899円99銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億5492万株、売買代金概算は1兆6069億円。値上がり銘柄数は1368、対して値下がり銘柄数は414、変わらずは50銘柄だった。  きょう前場の東京株式市場は前週を引き継いでリスクオンが継続、終始買い優勢の展開となった。日経平均は寄り後にいったん値を消す場面もあったが、その後は買い直され、前場はほぼ高値引けとなっている。前週末の米国株市場では8月の雇用統計発表を受け、FRBの利上げ長期化懸念が和らぎNYダウが反発したことで、東京市場でも市場センチメントが強気に傾いた。外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことも輸出株中心に追い風となった。前引け時点でプライム市場の75%の銘柄が上昇している。  個別では川崎汽船<9107.T>が高水準の商いをこなし大幅高、このほか商船三井<9104.T>など海運株が高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも上昇した。トヨタ自動車<7203.T>が買われ、三菱重工業<7011.T>も値を上げた。伊藤園<2593.T>が値上がり率トップとなり、ファーストブラザーズ<3454.T>も値を飛ばした。半面、売買代金首位のレーザーテック<6920.T>がやや売り物に押されたほか、アドバンテスト<6857.T>も軟調。ソフトバンクグループ<9984.T>も冴えない。このほか、シュッピン<3179.T>、ラクーンホールディングス<3031.T>などが安い。 出所:MINKABU PRESS

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