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米外為市場サマリー:米長期金利上昇を受け146円台に上昇

配信日時:2023/09/04 08:07 配信元:MINKABU
 1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円58銭前後と同20銭強のユーロ安・円高だった。  この日発表された米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比18万7000人増と市場予想(17万人増)を上回った。ただ、平均時給は前年同月比4.3%増と予想の4.4%増を下回ったほか、失業率は3.8%と予想の3.5%に比べ悪化した。この結果に対して労働需給は緩和方向にあるとの見方が強まり、ドルは一時144円50銭近辺までドル安・円高が進行した。一方、その後発表された米ISM製造業景況感指数は47.6と予想の47.0を上回った。これを受け、米長期金利が上昇するなか一転してドル買い・ドル売りが優勢となり146円台までドルは上昇した。  ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0780ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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