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米外為市場サマリー:持ち高調整の動きから一時145円30銭台に軟化

配信日時:2023/09/01 07:42 配信元:MINKABU
 8月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円54銭前後と前日に比べ70銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=157円82銭前後と同1円90銭強のユーロ安・円高だった。  この日に米商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数で、エネルギーと食品を除くコア指数が前年同月比4.2%上昇と6月の4.1%から拡大したことを手掛かりにドル買い・円売りが先行。米労働省が発表した前週分の新規失業保険申請件数が22万8000件と1年9カ月ぶりの低水準となり、労働市場の強さが示されたこともあって、ドル円相場は一時146円23銭まで上伸した。ただ、月末要因や米雇用統計の発表をあすに控えた持ち高調整の動きなどから、ドルは買い一巡後に失速。米長期金利が低下したことも重荷となり、145円35銭まで下押す場面があった。一方、この日に発表された8月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値でコア指数の前年同月比の伸びが7月から鈍化したことを受け、ユーロの売りが目立った。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0843ドル前後と前日に比べて0.0080ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

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