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米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時145円60銭台に軟化

配信日時:2023/08/30 07:50 配信元:MINKABU
 29日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=145円88銭前後と前日に比べ65銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円72銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安だった。  この日に米労働省が発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が882万7000件(市場予想は約950万件)にとどまったほか、米調査会社コンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数が前月の改定値から7.9ポイント低下の106.1(市場予想は116.0程度)となったことで、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退した。米景気の後退懸念から米長期金利が低下するなか、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが流入し、ドル円相場は一時145円67銭まで軟化した。一方、米国債利回りの低下を受けてユーロが対ドルで買われ、それが波及するかたちでユーロは対円でも上昇した。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0880ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS

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