後場の寄り付き概況

後場の日経平均は183円高でスタート、イビデンや芝浦などが高い

配信日時:2023/08/24 13:01 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32193.66;+183.40TOPIX;2285.74;+8.69

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比183.40円高の32193.66円と、前引け(32146.33円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32140円-32190円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=145.00-10円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で推移している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で底堅く推移し1.4%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物や香港ハンセン指数が底堅く推移していることが東京市場で安心感となり、また、外為市場で朝方と比べやや円安・ドル高水準となっていることが東京市場で輸出株などの支えとなっているもよう。一方、25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で行う講演内容を見極めたいとするムードが継続しており、上値では売りが出やすいようだ。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、建設業が上昇率上位となっている一方、ゴム製品、その他製品、輸送用機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、イビデン<4062>、芝浦<6590>、ディスコ<6146>、ネクステージ<
3186>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、エンプラス<6961>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクG<9984>、INPEX<1605>が高い。一方、任天堂<7974>、東電力HD<9501>、ソニーG<6758>、トヨタ<7203>、丸紅<8002>、ダイキン<6367>、ホンダ
<7267>、ニデック<6594>が下落している。 <CS>

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