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午前:債券サマリー 先物は反発、米金利の上昇一服を受け買い先行

配信日時:2023/08/23 11:37 配信元:MINKABU
 23日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発。前日の米長期債相場が小幅ながら反発(金利は低下)したことを手掛かりに買いが先行した。  米長期金利の上昇が一服したことが買い安心感につながり、債券先物は朝方に146円54銭まで上昇する場面があった。ただ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長引くとの見方は依然として残っており、上値を積極的に追う動きは広がらず。また、日銀が午前10時過ぎに通知した定例の国債買いオペで買い入れ額が前回から据え置かれ、国内金利の上昇を抑制する姿勢が示されなかったことも上値の重さにつながった。  午前11時の先物9月限の終値は、前日比9銭高の146円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ0.665%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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