後場の寄り付き概況

後場の日経平均は243円高でスタート、芝浦や楽天グループなどが高い

配信日時:2023/08/22 13:02 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31808.70;+243.06TOPIX;2259.51;+18.02


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比243.06円高の31808.70円と、前引け(31776.06円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31770円-31820円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=145.80-90円と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で推移している一方、香港ハンセン指数は朝方下げる場面があったがその後は底堅く、0.7%
ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。
中国の景気懸念が継続しているが、今日は香港ハンセン指数が8日ぶりに反発の動きとなっていることなどが東京市場で一定の安心感となっているもよう。一方、朝方に比べ円高・ドル安方向への動きとなっていることが東京市場で輸出株などの株価の重しとなっているようだ。

 セクターでは、銀行業、輸送用機器、卸売業が上昇率上位となっている一方、海運業、不動産業、陸運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、芝浦<6590>、アドバンテスト<6857>、楽天グループ<4755>、レーザーテック<6920>、りそなHD<8308>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、三井物<8031>、デンソー<6902>、ソフトバンクG<9984>が高い。一方、メルカリ<4385>、OLC<4661>、第一三共<4568>、川崎船<9107>、商船三井<9104>、東電力HD<9501>、オリンパス<7733>、ダイキン<6367>、郵船<9101>、神戸鋼<5406>が下落している。

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