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東京株式(大引け)=114円高と4日ぶり反発、値頃感からの買いが流入

配信日時:2023/08/21 15:42 配信元:MINKABU
 21日の東京株式市場で日経平均株価は4日ぶりに反発。中国市場の動向などが警戒されたが、値頃感からの買いが優勢で値を上げた。  大引けの日経平均株価は前週末比114円88銭高の3万1565円64銭。東証1部の売買高概算は11億68万株。売買代金概算は2兆5854億円と細った。値上がり銘柄数は1177と全体の約54%、値下がり銘柄数は587、変わらずは70銘柄だった。  日経平均株価は底堅く推移。前週末までの3日間で800円近く下落していたこともあり、下値を拾う動きが強まった。中国人民銀行は午前10時過ぎに最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の1年物を引き下げたと発表し、材料出尽くし感からいったん日経平均株価はマイナス圏に転じる場面があったが、売り一巡後は一時300円を超す上昇に切り返した。ただ、後場に入ってからは売りが膨らみ上昇幅は縮小した。中国・上海総合指数や香港ハンセン指数は下落し軟調に推移した。  個別銘柄では、レーザーテック<6920.T>や東京エレクトロン<8035.T>、ソシオネクスト<6526.T>といった半導体関連株が高い。ソフトバンクグループ<9984.T>やファーストリテイリング<9983.T>が値を上げた。トヨタ自動車<7203.T>や三菱重工業<7011.T>、東京電力ホールディングス<9501.T>が上昇した。オリエンタルランド<4661.T>や任天堂<7974.T>、ゼンショーホールディングス<7550.T>が買われた。  半面、資生堂<4911.T>や安川電機<6506.T>やコマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>といった中国関連株は軟調。キーエンス<6861.T>やダイキン工業<6367.T>、信越化学工業<4063.T>が安く、東京海上ホールディングス<8766.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、日本郵政<6178.T>が値を下げた。 出所:MINKABU PRESS

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