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午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利0.645%に上昇

配信日時:2023/08/21 15:45 配信元:MINKABU
 21日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。米連邦準備理事会(FRB)が高インフレの抑制に向けて金融引き締めを長引かせるとの見方が依然として根強いといった様子だった。  前週末の米長期債相場は持ち高調整の動きなどから7営業日ぶりに反発(金利は低下)したものの、この日の時間外取引では米長期金利が再び上昇。日経平均株価が反発したことも重荷となり、前週末の終値と同値で寄り付いた債券先物はジリジリと値を下げた。きょうは日銀の定例の国債買いオペや財務省による国債入札がなく需給面での取引材料に欠けたほか、今週は24~26日に主要中央銀行の首脳や経済学者が参加する経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が開かれ、25日にパウエルFRB議長の講演が予定されていることから様子見ムードも広がりやすかった。積極的な買い手が見当たらないなか、債券先物は引け間際に146円44銭まで下押す場面があった。  先物9月限の終値は前週末比20銭安の146円46銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末比0.020%上昇の0.645%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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