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午前:債券サマリー 先物は反発、前日急落で利回り妙味 長期金利0.635%に低下

配信日時:2023/08/18 11:17 配信元:MINKABU
 18日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は反発した。前日は20年債入札が低調な結果となったことを受けて円債相場が下落(金利は上昇)したが、この日は利回りが高まった債券を求める投資家の買いが支えとなった。  前日の米国市場では、堅調な景気指標が相次いだことを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化の流れが意識され、長期債相場は下落。米長期金利は一時4.3%台に乗せた。ただ、その後は上昇基調が一服しており、円債には売り圧力を弱める方向に作用した。  総務省はこの日、7月の全国消費者物価指数(CPI)を公表。生鮮食品を除くコアCPIは前年同月比で3.1%の上昇となり、市場予想と同水準となった。円債市場では特段の売買材料とはならなかったようだ。  先物9月限は前営業日比19銭高の146円53銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は同0.015%低い0.635%をつけた。 出所:MINKABU PRESS

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