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午後:債券サマリー 先物は反落、20年債入札の結果は低調
配信日時:2023/08/17 15:54
配信元:MINKABU
17日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。前日の米債券安が影響するかたちで始まり、午後は20年債入札の低調な結果を嫌気した売りがかさんだ。
16日に発表された7月の米住宅着工件数や7月の米鉱工業生産が市場予想を上回ったほか、7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「インフレに著しい上振れリスクがあり、金融政策の追加引き締めが必要になり得るとの認識を大半の参加者は引き続き示した」ことが明らかになったことで、同日の米市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長引くとの見方が一段と強まった。米長期債相場が5日続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及し、債券先物は売り優勢でスタート。米金利の先高観から積極的な買い手は見当たらず、午前は軟調な展開が続いた。その後、午後に入ると財務省が実施した20年債入札の結果を受けた売りが流入。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が96銭と前回(7月13日)の4銭から大幅に拡大し、応札倍率が2.80倍と前回の3.38倍を下回ったことで需給の緩みが警戒された。債券先物は146円26銭まで下押したあとは下げ渋る動きとなったが、時間外取引での米長期金利の上昇が重荷となり戻りは鈍かった。
先物9月限の終値は前日比29銭安の146円34銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時0.655%に上昇。午後3時時点では前日比0.025%上昇の0.650%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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