みんかぶニュース 為替・FX

米外為市場サマリー:一時146円40銭台に上昇、FOMC議事要旨を受けドル買い加速

配信日時:2023/08/17 07:55 配信元:MINKABU
 16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円35銭前後と前日に比べ80銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=159円22銭前後と同40銭強のユーロ高・円安だった。  この日に米商務省が発表した7月の住宅着工件数が年率換算で前月比3.9%増の145万2000戸と市場予想(145万件程度)を上回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が発表した7月の鉱工業生産指数が前月比1.0%増(市場予想は0.3%程度の増加)となったことで、米景気の底堅さを好感したドル買い・円売りが先行した。その後、FRBが公開した7月25~26日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「インフレに著しい上振れリスクがあり、金融政策の追加引き締めが必要になり得るとの認識を大半の参加者は引き続き示した」と記されたことが明らかになると、米金融引き締めの長期化観測からドル買いが加速。米長期金利の上昇も支援材料となり、ドル円相場は一時146円41銭と22年11月上旬以来およそ9カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。    ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0879ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS

Copyright (C) MINKABU, Inc. All rights reserved.

ニュースカテゴリ