後場の寄り付き概況

後場の日経平均は304円安でスタート、オリンパスや川崎船などが下落

配信日時:2023/08/16 13:12 配信元:FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;31934.87;-304.02TOPIX;2271.64;-18.67


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比304.02円安の31934.87円と、前引け(31906.25円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は31840円-31950円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=145.50-60円と午前9時頃から10銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が安値から下げ渋り前日終値近辺で推移している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し1.0%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は32000円が節目として意識されており、また、日経平均31800円台に位置する75日移動平均線が下値支持線として機能しているとの見方があるもよう。一方、中国の景気懸念が強まる中、香港ハンセン指数が下落していることが東京市場の株価の重しとなっているようだ。

 セクターでは、石油石炭製品、海運業、銀行業が下落率上位となっている一方、建設業、電気・ガス業、水産・農林業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ゼンショーHD<7550>、オリンパス<7733>、川崎船<9107>、ソフトバンクG<9984>、ニデック<6594>、三井物<8031>、丸紅<8002>、リクルートHD
<6098>、三菱UFJ<8306>、三菱商<8058>が下落。一方、メドレー<4480>、住友林<1911>、メルカリ<4385>、マクニカHD<3132>、ディスコ<6146>、東電力HD<9501>、アステラス薬<4503>、アドバンテスト<6857>、任天堂<7974>、ルネサス<6723>が上昇している。

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