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午前:債券サマリー 先物は小幅続落、米債安波及し長期金利は0.630%に上昇

配信日時:2023/08/16 11:14 配信元:MINKABU
 16日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅に続落した。前日の米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)した流れが波及した。日銀が通告した4本の定例の国債買い入れオペで、オファー額が据え置かれたことは円債相場を下支えした。  米国市場では7月の米小売売上高が市場予想を上回る伸びとなったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化観測が広がった。社債の発行増に伴って需給が悪化するとの見方もあって債券売りの展開となり、米長期金利は一時4.27%台に上昇した。  日銀は「残存期間1年以下」と「同1年超3年以下」、「同5年超10年以下」、「同25年超」を対象とする国債買い入れオペを通告した。いずれも買い入れ予定額に変更はなく、円債市場では需給安心感が広がった。  先物9月限は前営業日比1銭安の146円59銭で午前の取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回り(長期金利)は、同0.005%高い0.630%に上昇した。 出所:MINKABU PRESS

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