相場概況
日経平均は反落、金利上昇や中国株安が重しに
配信日時:2023/08/14 15:35
配信元:FISCO
*15:35JST 日経平均は反落、金利上昇や中国株安が重しに
日経平均は反落。東京市場が3連休となる前の先週10日の米株式市場でNYダウは反発。7月の米消費者物価指数(CPI)が鈍化傾向となり、上げ幅は一時400ドルを超えた。先週末11日は7月の米卸売物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったが、サービス需要の強さが再確認され、ソフトランディグ期待からダウ平均は続伸した。
ただ、金利上昇を背景に11日のナスダック総合指数は反落した。3連休明けの今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。米国の物価や金利の方向感が定まらず、積極的な買いは手控えられた。一方、外為市場で朝方、1ドル=145円20銭台と10日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価の支えとなり、日経平均は一時上昇に転じた。しかし、その後は国内長期金利の上昇や中国株安などを受け、日経平均はマイナス圏で軟調な展開となった。
大引けの日経平均は前日比413.74円安の32059.91円となった。東証プライムの売買高は15億5700万株、売買代金は3兆6668億円だった。セクターでは鉱業、不動産、機械などが下落。一方、ガラス土石製品、パルプ・紙、小売業などが上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の63%、対して値上がり銘柄は33%となった。
個別では、メルカリ<4385>、INPEX<1605>、ホンダ<7267>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、三菱HCキャ<8593>、ソフトバンクG<9984>、神戸鋼<5406>、ニデック<6594>、ソシオネクスト<6526>が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が75.5%減となったワイエイシイ<6298>、第1四半期営業利益が16.4%減となったUTグループ<2146>、23年12月期営業利益が63.1%減予想と発表したマイクロニクス<6871>、24年3月期業績予想を下方修正したセイノーHD<9076>が軟調な展開となった。
一方、ゼンショーHD<7550>、シャープ<6753>、リクルートHD<6098>、マツキヨココ<
3088>、LIXIL<5938>、楽天グループ<4755>、東電力HD<9501>が上げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が43.8%増となったゲオHD<2681>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が37.4%となったライフドリンクC<2585>、第1四半期営業利益が48.37億円と通期予想の42.00億円を超過したダイコク電<6430>、第1四半期営業利益が41.2%増で株式分割を発表したマツキヨココ<3088>、23年12月期業績と配当予想を上方修正したすかいらーく<3197>、株主還元方針と24年3月期配当予想の上方修正を発表したコスモエネHD<5021>が買われた。 <SK>
ただ、金利上昇を背景に11日のナスダック総合指数は反落した。3連休明けの今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。米国の物価や金利の方向感が定まらず、積極的な買いは手控えられた。一方、外為市場で朝方、1ドル=145円20銭台と10日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことが輸出株などの株価の支えとなり、日経平均は一時上昇に転じた。しかし、その後は国内長期金利の上昇や中国株安などを受け、日経平均はマイナス圏で軟調な展開となった。
大引けの日経平均は前日比413.74円安の32059.91円となった。東証プライムの売買高は15億5700万株、売買代金は3兆6668億円だった。セクターでは鉱業、不動産、機械などが下落。一方、ガラス土石製品、パルプ・紙、小売業などが上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の63%、対して値上がり銘柄は33%となった。
個別では、メルカリ<4385>、INPEX<1605>、ホンダ<7267>、アドバンテスト<6857>、ソニーG<6758>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>、三菱HCキャ<8593>、ソフトバンクG<9984>、神戸鋼<5406>、ニデック<6594>、ソシオネクスト<6526>が下げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が75.5%減となったワイエイシイ<6298>、第1四半期営業利益が16.4%減となったUTグループ<2146>、23年12月期営業利益が63.1%減予想と発表したマイクロニクス<6871>、24年3月期業績予想を下方修正したセイノーHD<9076>が軟調な展開となった。
一方、ゼンショーHD<7550>、シャープ<6753>、リクルートHD<6098>、マツキヨココ<
3088>、LIXIL<5938>、楽天グループ<4755>、東電力HD<9501>が上げた。個別の材料では、第1四半期営業利益が43.8%増となったゲオHD<2681>、通期予想の営業利益に対する第1四半期の進捗率が37.4%となったライフドリンクC<2585>、第1四半期営業利益が48.37億円と通期予想の42.00億円を超過したダイコク電<6430>、第1四半期営業利益が41.2%増で株式分割を発表したマツキヨココ<3088>、23年12月期業績と配当予想を上方修正したすかいらーく<3197>、株主還元方針と24年3月期配当予想の上方修正を発表したコスモエネHD<5021>が買われた。 <SK>
Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.
ニュースカテゴリ
注目トピックス 市況・概況
NY市場・クローズ
海外市場動向
注目トピックス 日本株
注目トピックス 経済総合
強弱材料
コラム【EMW】
オープニングコメント
日経225・本日の想定レンジ
寄り付き概況
新興市場スナップショット
注目トピックス 外国株
個別銘柄テクニカルショット
ランチタイムコメント
後場の投資戦略
後場の寄り付き概況
相場概況
本日の注目個別銘柄
JASDAQ市況
マザーズ市況
Miniトピック
来週の買い需要
日経QUICKニュース
みんかぶニュース 投資家動向
みんかぶニュース 為替・FX
みんかぶニュース 市況・概況
みんかぶニュース 個別・材料
みんかぶニュース コラム
みんかぶニュース その他
ビットコインニュース
アルトコインニュース
GRICI
暗号資産速報
Reuters Japan Online Report Business News
金融ウォッチ その他
FISCO その他
グロース市況