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午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安が影響

配信日時:2023/08/14 11:44 配信元:MINKABU
 14日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。米インフレ圧力の根強さを背景に、前週末の米長期債相場が続落(金利は上昇)したことが国内債に影響した。  米労働省が11日発表した7月の卸売物価指数(PPI)の上昇率が前月比0.3%と市場予想(0.2%)を上回ったことで、同日の米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの長期化懸念が台頭。米長期金利が上昇した流れが東京市場に波及し、債券先物は朝方に146円50銭まで下押す場面があった。その後は日経平均株価のさえない動きなどを手掛かりに下げ渋ったが、米金利の先高観が強いとあって戻りは限定的だった。  午前11時の先物9月限の終値は、10日に比べ35銭安の146円60銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、10日に比べ0.030%上昇の0.615%で推移している。 出所:MINKABU PRESS

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