１１日の米株式市場の概況、ヘルスケアなど上昇しダウ平均株価は１０５ドル高

　１１日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比１０５．２５ドル高の３万５２８１．４０ドルと続伸した。 　 　この日発表された米７月卸売物価指数（ＰＰＩ）は前年同月比で０．８％上昇と市場予想（０．７％）を上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による追加利上げに対する警戒感が浮上し、ＮＹダウは一時売りが優勢となったが、ヘルスケアやエネルギー関連株に買いが入り底堅い値動きとなった。ナスダック指数は下落した。ジョンソン・エンド・ジョンソン＜JNJ＞やユナイテッドヘルス＜UNH＞が値上げ、原油価格の上昇を受け、エクソン・モービル＜XOM＞やシェブロン＜CVX＞が高い。ＪＰモルガン＜JPM＞やバンカメ＜BAC＞が値を上げた。半面、テスラ＜TSLA＞やアップル＜AAPL＞、マイクロソフト＜MSFT＞が安く、エヌビディア＜NVDA＞やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ＜AMD＞が軟調。ネットフリックス＜NFLX＞やウォルト・ディズニー＜DIS＞が安く、ウーバー＜UBER＞やブッキングＨＤ＜BKNG＞が値を下げた。 　ナスダック総合株価指数は９３．１３７ポイント安の１万３６４４．８４９と反落した。 出所：MINKABU PRESS

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